Half Marathon
相馬野馬追健康ハーフマラソン。
12月1日(日)、今年最後のエントリーになる
「相馬野馬追の里健康ハーフマラソン」に出た。
6時過ぎに起きて、ホテルの窓から外を見ると晴れ間が拡がるいい天気だ。
相馬市から会場の南相馬陸上競技場まではおよそ20kmほど。
相馬ICから南相馬ICまで常磐道を使う。
まだ無料区間になっている。
7時過ぎに会場の隣にある雲雀ヶ原祭場地駐車場に。
ここはあの「相馬野馬追」会場に使われる場所だ。
参加賞は大会のキャラクターがプリントされたバスタオルだった。
ハーフマラソンは9時40分のスタート。
おおよそ平坦なコースだけれど、最初の10kmまでは
だらだらとした50mほどの登りがずっと続く。
途中、原町区牛越にある仮設住宅の前を通ると
住民の方々が大きな声で「がんばれ〜っ!」の声援。
震災の1ヶ月後、4日間ばかりのボランティアに来て以来、2度目の南相馬だ。
暖かい声援に、走りながらちょっと涙がにじむ。
残り1kmほどとなった最後に、丘を越える30mほどの登り坂。
ここのところ真面目に走り込んでいる成果がでたのか
11月に走った天童ハーフマラソンの記録を縮めて、3回連続の自己ベスト更新だ。
完走証を受け取り、豚汁とヤクルトをもらう。
この歳になると、努力した事が必ずしも結果に結びつくとは限らなくなる。
筋トレをしてもなかなか筋肉が付かなくなる。
でも、こうして少しずつだけれども
自分の力が向上していくのを実感できるのはうれしい。
帰りは鹿狼山(かろうさん)登山口にある
温泉宿の「鹿狼の湯」によって疲れを癒す。
レースの後は、いつものように体のあちこちが悲鳴を上げているけれど
こうしてお湯に浸かりながら風に吹かれていると、自然に笑いがこみ上げてくる。
天童ラ・フランスマラソン。
朝、起きた時はそれほどでも無かった雨が
「NDソフトスタジアム山形」の駐車場に着いた時には、ざあざあ降りになっていた。
8時半。ハーフマラソンは9時45分にスタート位置に集合。
しばらく車の中で待機する。
気温11℃。この冷たい雨の中に出ていかなきゃならないと思うと、少し気が重くなる。
9時半、雨が上がった。
空が心なしか明るくなって来たようだ。
透明なゴミ袋を貫頭衣のように穴を開けて着込んでいたけれど
破り捨ててゴミ箱へ捨てる。
10時にスタート。
コースはゆるやかな上りと下りの連続。
スタート地点からは75mほどの上り。
途中、一気に下る場所もあったけれど、気がつくと上り坂になっている。
気温が低いせいか、のども乾かず汗もそれほど流れてこない。
ただ、15km過ぎからは疲れが溜まってきたのか、足が重くなる。
3週間前に米沢おしょうしなハーフを走った疲れが抜けていないのか。
歳だ、歳だと嘆きながら走る。
残り2kmほど。
このまま真面目に走ると、前回の自己記録を
1分ほど縮めることができそうで
重くなってきた脚にムチ打って最後を走る。米沢の記録をグロスで18秒(笑)縮めることができた。
18秒でも縮まればうれしい。
今年は12月の相馬馬追ハーフマラソンを残すだけとなった。
最後のレースはもう少し早くなれるといいなぁ。
完走賞にラ・フランスを3個とジュースをもらう。
スタート前にも一切れ食べたし、各給水所にもラ・フランスとジュースがあった。
走っているとあの上品な甘さがのどに滲みた。
走り終えてすばやく着替え、天童最上川温泉「ゆぴあ」へ。空には太陽ものぞいて、今朝の冷たい雨がうそのようだ。
ここは東北一の露天風呂が自慢のようで、サウナもあって大人300円。
山形は300円で入れるりっぱな温泉がいたる所にある。
今日は連休の最後で、とても混んでいた。
ナトリウム・塩化物温泉(食塩泉)で、なめるとしょっぱい。
今週末は入試。
キモチを入れ替えて仕事、仕事。
米沢おしょうしなハーフマラソン。
朝、6時に起きる。薄暗い窓の外を見ると、道路が雨に濡れ光っている。
あちゃー。 雨だ。
今日は一日雨降りらしい。
しかも、平年より数度も気温が低く、最高気温は16℃らしい。
今日は「米沢おしょうしなハーフマラソン」。
「おしょうしな」とは米沢の方言で「ありがとう」の意。
ホテルで朝飯を掻き込んで、すぐ近くの陸上競技場まで車を走らせる。
受付を済ませゼッケンと参加賞を受け取って車に戻る。
いつもならゆっくりとアップをするところだけど、今日はぎりぎりまで車の中だ。
狭い車内でどうにかゼッケンをつけて、センサーカードを靴につける。
冷たい雨が降り続いて、ブランケットにくるまってスタート時間を待つ。
9時40分にスタート位置へ。
気温14℃。走り出す前が一番寒い。
雨が染みこんできて、次第に背中が丸くなる。
10時にスタート。
みんな寒くて早く暖まりたいのか、すごいハイペースで走り出した。
最初の1kmは4分台のペースで走っていく。
3km辺りからようやく自分のペースで走ることができた。
雨は走り出して5分ほどで気にならなくなる。
寒くもなく、ときおり水たまりに入ったつま先が冷たく感じるくらい。
コースはスタート・ゴールの陸上競技場を出たら、ひたすら最上川沿いに走る。
米沢南陽道路の米沢北ICを過ぎた辺りでUターン。
来た道を折り返す。
往きと同じコースだから新鮮さはないけれど、後どれくらいなのかは良く分かる。
生憎の天気で沿道にはほとんど人も居なくて、修行のような走りが続く。
いつもなら15km過ぎ辺りからがくんとペースが落ちるけれど、今日は快適。
最後の2kmでも前を走る若者を追い抜けた。
これはここ3ヶ月くらいのまじめなトレーニングが効果を上げているのか?
中年になって来ると、何をしても「向上」という喜びを
味わう事が難しくなるけれど、これはちょっとうれしい。今回はペースも落ちずにほぼイーブンペースで2時間走ることができた。
雨降りの中、体はすっかりずぶ濡れだけど、ちょっとだけ熱い気持ちでゴールする。
完走証とドリンクをもらい、ゴールして10分後には車を走らせて再び「賜の湯」へ。
冷え切った体で露天風呂にどぶんとすると、雨だれが踊るお湯の中、
おもわず歓喜の声が漏れる。
なんか、とてもぜいたくなキモチ。
今年は残り3レース。
東北地方を中心にハーフマラソンのレースを探していて
今年の残りは3レースとなった。
10月20日(日)の米沢おしょうしなハーフマラソン
11月4日(日)の天童ラ・フランスハーフマラソン
12月1日(日)の南相馬馬追ハーフマラソン
だ。
今年は5月の仙台国際ハーフマラソンに始まって
6月の東根さくらんぼマラソンを走った。
途中、ツール・ド・さくらんぼなんかも走った。
今年は残り3レース。
なんだか最近はちょっと連続して走ると
膝が痛んだり、アキレス腱が炎症を起こしたりと
自分の歳が恨めしくなる事が続くが
せいぜいマイペースで走っていこう。
走るというとてもシンプルな行為だからこそ
なんだか始めると止められなくなる魅力がある。
松島ハーフマラソン。
10月7日(日)は松島ハーフマラソン。
前日、車で大学をお昼頃出てのんびりと多賀城市まで。
途中、アウトレットなんて寄ったりして、3連休気分だ。
16時に多賀城市のビジネスホテルへチェックイン。
ホテル周りの緩衝緑地帯をぐるくると周り
8kmほど走って体を温めた。
明けて7日。
朝、7時に起床。
ハーフのスタートは10時50分と遅めなので
8時半にホテルを出て、松島方面へ向かう。
松島海浜公園が見えてきた辺りから渋滞。
公園の駐車場に車を停め、仙石線で隣の高城町駅まで。
今年は7千名ぐらいか?
大きなグラウンドがある分けでもないので
スタート場所は人で溢れている。
コースは27号線(奥松島パークライン)を走って行き
鳴瀬川手前で折り返す。
平坦な部分よりもアップダウンの方が多い。
海沿いを走るのだけれど、海が見える景色は半分ほどか。
前半は調子良く10km1時間で折り返す。
後半から次第に両足のふくらはぎに溜まった疲労が出てきた。
左右のふくらはぎが交互に攣り始めた。
ピクピクと来ると、1分ほど歩く。
また走り始めると5分ぐらいでピクピク…。
残り5kmほどになって、この繰り返し。
つらいなぁと思いながらどうにかゴール。
まぁ、完走はできたけれど記録は最低のライン。
完走証と参加賞のTシャツをもらう。
おまけの「かき汁」を受け取って食べる。
かきの滋養が体中に染み渡るようだ。
13時過ぎにレースが終わって、14時には車に戻って
渋滞を避けて早々に出発する。
それでも途中、何度か渋滞に遭って山形まで3時間。
途中、左右のケツが攣りそうで怖かった。
今年のハーフマラソンはこれで終了。
仙台、サクランボと続いて金沢で挫折して、松島でどうにか。
3勝1敗という成績だった。
杜の都を1万人が走る。
5月13日(日)、朝5時半に起床。
まず熱いシャワーで目を覚ます。
ハーフは10時5分にスタートなので
まだまだ時間はたっぷりある。
昨日もらってきたバッグをあけてゼッケンを取り出す。
安全ピンでシャツに留める。
写真の黒いのは記念品のライトバッグ。協賛のASICS製。
ホテルから会場の宮城野原陸上競技場まで約2.5km。
8時半に歩いて会場へ向かう。
雲一つ無い快晴。今日は暑くなりそうだ。
2kmほど歩くと榴岡公園(つつじがおか)に到着。
会場は多分、ランナーで溢れているだろうから
ここのグラウンドで軽くウォーミングアップに走る。
1.5km走って汗が出てきたので、会場へ。
会場は人で溢れている。
2km、5kmも含めて約1万人のランナーが集まっている。
ちょっとこの人数が集まっているというだけで
アドレナリンが吹き出てきそうな感じ。
9時40分に指定されたブロックに並ぶ。
ランナーの海のはるか向こうにスタートのライン。
今回は招待選手の中には、藤原 新と川内優輝がいる。
オリンピックへ行く選手と同じコースを
同じ時間に一緒に走れると思うと興奮する。
10時5分に予定通りスタート。
が、最後尾のFブロックは
スタートラインに辿り着くまでに4分かかった。
スタートラインではQちゃんが大声で声援を送ってくれる。
割とゆっくりとしたペースで走る。
仙台国際ハーフは各関門の制限時間が割とゆるい。
なのでジョギングスピードで走っていればまず大丈夫だ。
でも15kmを過ぎた辺りからだんだん足が痛くなってきた。
あと5km、あと4kmとひとりカウントダウンをする。
最後は陸上競技場のトラックに入って300mほど走るとゴール!
ゴールして競技場を出ると、記念品のバスタオルで迎えてくれる。
これはなかなかうまい演出だ。
T-シャツを記念品にする大会は多いけど
このゴール後のバスタオルはちょっとうれしい。
ランナーがこれを拡げてそこかしこで記念撮影をしていた。
そういう使い方もあるんだね。
1週間後に大会サイトで個人名の入った
「完走証」がダウンロードできる。
これも上手いやり方だ。
さて、今回の記録はどうだったかな。
完走できたからそれで十分だな。
仙台国際ハーフマラソン前夜。
明日の仙台国際ハーフマラソンの受付をするために、
お昼過ぎに山形から仙台へ。三越横のTICビルへ。
4階のフロアへ行き受付を済ませる。
ゼッケンと記念品の引換券をもらって、すぐ近くの公園へ行く。
すでに前日の金曜日からイベントがスタートしていて
会場はかなり盛り上がっていた。
見上げると午前中、空を覆っていた雲も流れ去って
明日はいい天気になりそうだ。
予約していた仙台駅東口のビジネスホテルへ。
すでに22回目(去年は震災のため中止)を迎える
仙台国際ハーフマラソンはなかなか運営がうまい。
まず、受付が前日である(前々日からスタート)。
前日に受付が完了していれば、当日は割とゆっくりできる。
会場の混雑もある程度緩和できるというものだ。
それに宮城以外の参加者はどうしても前日泊になるから
仙台市内のホテルはお客でいっぱいということになる。
もう一つは「おもてなしクーポン」。
中心街の飲食店30店舗分のクーポンが
1冊のブックレットになっている。
サービスの内容はいろいろで
ドリンクが一杯サービスされたり
5%お勘定からオフになったりなど。
それにこれらの店舗で使える500円の商品券もついてた。
駅ビルに入っているお店のクーポンも。
で、さっそく東口にある居酒屋へ。
だんだんいい気持ちになってきたけど
明日に響かぬよう、適度なところで引き上げる。
ホテルに戻って、後は寝るだけだぁ。